音楽とあたい

はい。
で、今、ものすごくチバユウスケにはまっている私です。
いや!いや!わかってる。わかっているから!
チバユウスケを好きという時、私の心にはビーズの稲葉が浮かぶわけ。
もだえる程ダセー、全身全霊でだせーと思っているわけですよ。B'zという存在のことをそしてそれを他人に好きを言える神経を持つ人のことを。

でさ、私もそういう一人に過ぎないわけですよ。チバユウスケを好きという時、私がB'zを好きと言っている人を遠くから見つめるがごとく、まあ近くにいてもあからさまに「へ、へぇ(困ったね)」なんて反応しかできない自身の姿を幽体離脱で見るかのごとく、やっぱりそちらさまも「だせぇ」と思っているわけだと。それは純然たる事実として避け難いものなんだと、もちろんわかっていますとも!

それでも、それでも言わせてください!(この言い方嫌い。自意識の固まり)
チバの魅力を!このニワカに!!語らせてください!!!!!

だってねチバは、かなりの、言っちゃえば喪女物件ですよ!!!
これを読めば誰だってチバに夢中になるやもしれぬ!そんな思いをこめて、東京狂った街の末端から書き綴ります。興奮して。今日は暑かったから、脇がくせぇんだわ。

まずチバは、チバユウスケさんは、昔ミッシェルガンエレファントというとてつもなくポップでロックなバンドで一世を風靡したことがある人で、今は細々とThe Birthdayなんつーなんとも老クオリティなネーミングのバンドをしておられるわけですけれども。
ミッシェルというバンドはさ、齢27の私が中学生とかの時に頂点を迎えていたバンドですよ。
ちょっとイケテル同級生とかはさ、ミッシェルのCDとかを(生涯処女の)シスターの眼を盗んで貸し借りをしていたんですよ当時。で私もさ、ミーハーなもんですから、そんな同級生の動向をチラと横目で伺ったりしていたわけですジャニオタながら。

てかさ、ジャニオタ以上に恥ずかしい過去があるんです、私。
今でもさ、このデジタル全盛時代に本屋の片隅に残る「音楽雑誌コーナー」に行くと大体のタイトル買って知ってるからね!Sophiaというバンドオタだったせいで!
ショックス、パチパチ、アリーナ37、ロッキンオンジャパン、エイチ、とかさあー(だせーだろ)、今思えばSophiaがどんだけ音楽という海を当てもなく彷徨ってたかっつーことわかるよね。行きどころも落としどころもなく、松岡充の整形顔で持ってただけのバンドだからさあ。そんなメンバー誰1人としてパッとしねーバンドのために、15歳くらいで貢いでたよ。ほんと。貢ぎ体質だよ。ほんと。その分貯金してたら今頃年金の支払いに困ってたりはしねーよ。

ま、いいんだけど、それでイケテル同級生が机の下に隠し持つ「ミッシェルガンエレファント」つー(Sophiaに比べて)名前の長くてかっこいいバンドのことは知ってたんだけどー、あたい松岡充と嵐にとち狂ってたからー、全然思いも寄らなかったわけですよ。
私がSophiaのコンサートにひまわりの花を持って母に無理矢理同行してもらってけなげに振ってた頃に(@獅子に翼「あの子生の花持って来ちゃってる!」)、ミッシェルはとんでもねー本当のライブをやっていたってことをさあ!(悔)

でもさ、私はミーハーな上にプライドは高いもんで、流行りの「ミッシェル」一度も聞いたこともないくせに、家でけなげに「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」なんつってつづりの練習とかしてたかんね!
ミッシェル難しーなおい、THEEってなんだよとか(その時イギリスパンクに目覚めていれば今ぞろヤリマンになれたかも知れぬ!)、エレファントってなんでFじゃねーんだよ、とか、・・象?とか思いながら、家のキャンパスノートに、聞いたこともねえバンド名を書き綴ってたんですお!まじウケるかっこつけ!!
そんな指に血を滲ませたスペル練習は、イケテル同級生に相手にされなかったせいで、何の役にも立たなかったんですけどね。

そんで飛びまして2009年。
大学に入ってからもさぁ、音楽遍歴は熾烈を極めるわけですよ。
だって他の人が当然辿って来るべき最低限の素養がSophiaと嵐なわけですよ。「ガラスの少年」最高だね!なんつって、そりゃヤマタツだからさって今となっては言えるわけですが。
普通の大学生が聞く「バンドサウンド」、まじ未知の世界ですよ。こちらとら、Da Pump知念里奈ですからね!
くるりとかさー、フィッシュマンズとかさー、はっぴぃえんどとかさー、
「こういうのを好きと言えば良いのか」つって、馬場のツタヤ様々でしたよ。
馬場のツタヤも、私のような遅れて来た奴らの為に、丁寧にポップ作ってくれていて(「コレを聞いておけば間違いない!」)、有難かったなあ。痛かったなあ。そんなんで行ったジェリージェフ。遂に行ったライブハウス。そしてナイトクラビング!
半世紀を超えて出会ったBeatles。あああああー身悶え〜!

飛んで2012年、出会ってしまったわけですよ。かなり後乗りで。一応やっとこさ一般の音楽遍歴を経て、民族音楽に移行としている際に。
もういないのに。あたいやっと追いついた!という感じで!!

ミッシェル!!!!!

もうその衝撃たるや、あたい溶けて死んじまうんじゃねーかと思った。
この音楽に溺れたい、この中で心中したいとまさに思っちゃったもんね。

同級生が子供作って受験とか悩んでいる最中に。同級生が転職を考えて履歴書を書いている間に。

チバ!!!!!

ここからはチバのターン。

ってか、皆絶対好きになる。特に女子校のやつは絶対好きになる。
チバはさ、超天然じゃん?天然すぎて、今で言うBL系統の男子ですよ。男臭くて、でもどこかしら奇妙でよわっつくて。
でもマイクを持たせたら日本一なんですよ!アッシャーには負けても。
それなのに、ステージでは超絶かっこよくても、チバは、脂性。
自分で「タオルが手放せない」て行っちゃう程脂性。
そんで、ニキビ顔。「オレ、肌きたねーからさ」「誰もこんな肌きたねーやつの顔見たくねーよ」とか言っちゃうくらにコンプレックス。大事な撮影の時も、右頬に光るどでかい赤ニキビ。頬ならまだしも、眉間に赤ニキビ。
どんだけロックなライブかましてても、眉間に赤ニキビ。
たまに、潰した跡の赤黒い斑点オンチーク。

このへんの機微さ、多分経験者にしかわかんねーのよ。
赤ニキビがどんだけの痛みをもって盛り上がって、限界に達して。「今日やらねばならねぇ」という思いを持って、風呂場で潰して、そしてそのあとアルコールで消毒して、ずきずきする箇所をコットンで押さえながら「痕になりませんようにっ!」とかって祈る、あの夜を。あの夜の黒さを。そして鏡に飛び出た中身の黄色さを。風呂場の白熱灯に映る我らの毛穴を。

ともかく、チバの良さはそういうところなんすよ。
こんどもっと書くわ。

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