梅雨の夜
ヘッドフォンを外してみれば、
雨音。
屋根から滴り落つる
水の音。
美しいね。美しいね。
My Beatles' Best Song
I've Got Feelingなんだけど、
こないだ外人カラオケで歌ったら、シーンとした上、
外人たちから
「なんかしぶいの歌ってんね」「その曲初めて聴いたわ」
などと、低いテンションで言われたでごわすよ。
えー!オメーの歌ったマックスウェルズハンマーより、良い曲だし、ロックンロールだし、盛り上がるだろー!!って
あたくし若干憤りモメント。イエイ。
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音楽とあたい2
ロックンロールと出会ってしまったのは、すべての運のツキであり、
同時に人生で最も幸福なことでもあったように思う。
いやね、こないだブログを読み返して、昔のことをたんたんと思い出したんですよ。
ああ、SOPHIA聴いてたな。
でも、その前にビートルズと椎名林檎、それから黒夢とラルクが大好きだったな。
頭が痛いって言って、
真冬のお風呂上がりに、服も着ずウロウロして、わざと風邪を引いて、
学校をずる休みして。
そして、一日中布団の中で、愛用のカセットもしくはCDプレーヤーで、
一日中ロックンロールを聴いてたなって。
今、それらの音楽を聞き直せば、ビートルズや椎名林檎はもとより、
SOPHIAもラルクも黒夢も、
どれも、現実と必死に向き合ってる、大人のはかなく切ない生きている証だったんだって、
中学生の私の頭の中に響いていた彼らの歌声の年齢になって初めて、
心から実感したわけですよ。
今なら、良い年して金髪にしている男の人の、悲哀と葛藤が十分わかるもんね。
どんなロックをやっている人でも、
ロックはロックで、世界と、自分と、自分をとりまく全てのものとの戦いなのだと。そう思ったんですよ。
こうして年を重ねるのは、悪い事ばかりじゃないねぇ。
ロックの大事さ、滑稽さ、素晴らしさを毎日実感しているよ。
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ただ今28歳、けっこう崖っぷちですわ
ひゃだ!
久々に見たこのブログ、私自身は何も成長していないまま、歳だけは確実にドラマチックに成長しちゃってる!
ということで、今年は29歳になります。
25歳の時に書き始めたこのブログ、年一更新でなきにしもあらずってな慕情でやってきましたが、もうおどけていられないよ。
現実という名の黒い水が足下までひたひたと迫ってきていて(いや、気付かないだけですでに腰のあたりまで来ているのでしょう)、いつしかそれに頭のてっぺんまで飲み込まれ、永遠の淵に葬られるのであろう予感を、日に日に強くしています。
思い返せば花もニキビも盛りの15歳の頃。
学校で書かされた「10年後の私へ」という緩やかなダイイングメッセージに、こう予言したのがすべての始まりだったのかもしれません。
周りの女子たちが、10年後の自分への応援歌を夢と希望にあふれた拙い文章でしたためる中、私は
「人生なんて、シャボンのよう。ぱちんとはじけてしまえばそれでおしまい。あんたが描いたドリーミーな未来はここにはないわ。だってあたしはお茶汲みOL。夢も未来も希望もないわ」
なんて、疲れた25歳目線の文章を卒業文集に綴ったのでした(演歌もしくはブルースやね。浅川マキなどを聴いていたわけでもないんだけど)。
25歳の私はまさにその予言通りの人生を歩んでいて(派遣社員として元バブル主婦たちに混じってお茶汲みオバサンをしていた)、自分のあまりのスピっぷりにどんよりしたのでした。
また、18歳の大学入学時に母親が告げた「これがあんたの人生絶頂期かもね」という言葉も、一つの呪いだったとしか思えないほど、ぱっとしない人生を歩んでいたのでした。
そして、ただ今29歳になろうとしている28歳。
Facebookを見れば、そら結婚・結婚・結婚の二文字ですわな。
もしくは、仕事仕事仕事・・・。出張でフランクフルトだの、接待でセリナだの、まあ縁遠い世界が並んでいるわけですわ。
すみませんね、ほんとすみません。
私が親に言いたいのはその一言。
私めがこんな怠惰で自堕落で享楽的なばっかりに、そしてそれを芸術の名の下に昇華できないばっかりに、しがない穀潰しになっちまって、ほんとーにすみません。
これからは懺悔のために生きてゆきます。
まだまだ世の中には未練だらけなんで。
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音楽とあたい
はい。
で、今、ものすごくチバユウスケにはまっている私です。
いや!いや!わかってる。わかっているから!
チバユウスケを好きという時、私の心にはビーズの稲葉が浮かぶわけ。
もだえる程ダセー、全身全霊でだせーと思っているわけですよ。B'zという存在のことをそしてそれを他人に好きを言える神経を持つ人のことを。
でさ、私もそういう一人に過ぎないわけですよ。チバユウスケを好きという時、私がB'zを好きと言っている人を遠くから見つめるがごとく、まあ近くにいてもあからさまに「へ、へぇ(困ったね)」なんて反応しかできない自身の姿を幽体離脱で見るかのごとく、やっぱりそちらさまも「だせぇ」と思っているわけだと。それは純然たる事実として避け難いものなんだと、もちろんわかっていますとも!
それでも、それでも言わせてください!(この言い方嫌い。自意識の固まり)
チバの魅力を!このニワカに!!語らせてください!!!!!
だってねチバは、かなりの、言っちゃえば喪女物件ですよ!!!
これを読めば誰だってチバに夢中になるやもしれぬ!そんな思いをこめて、東京狂った街の末端から書き綴ります。興奮して。今日は暑かったから、脇がくせぇんだわ。
まずチバは、チバユウスケさんは、昔ミッシェルガンエレファントというとてつもなくポップでロックなバンドで一世を風靡したことがある人で、今は細々とThe Birthdayなんつーなんとも老クオリティなネーミングのバンドをしておられるわけですけれども。
ミッシェルというバンドはさ、齢27の私が中学生とかの時に頂点を迎えていたバンドですよ。
ちょっとイケテル同級生とかはさ、ミッシェルのCDとかを(生涯処女の)シスターの眼を盗んで貸し借りをしていたんですよ当時。で私もさ、ミーハーなもんですから、そんな同級生の動向をチラと横目で伺ったりしていたわけですジャニオタながら。
てかさ、ジャニオタ以上に恥ずかしい過去があるんです、私。
今でもさ、このデジタル全盛時代に本屋の片隅に残る「音楽雑誌コーナー」に行くと大体のタイトル買って知ってるからね!Sophiaというバンドオタだったせいで!
ショックス、パチパチ、アリーナ37、ロッキンオンジャパン、エイチ、とかさあー(だせーだろ)、今思えばSophiaがどんだけ音楽という海を当てもなく彷徨ってたかっつーことわかるよね。行きどころも落としどころもなく、松岡充の整形顔で持ってただけのバンドだからさあ。そんなメンバー誰1人としてパッとしねーバンドのために、15歳くらいで貢いでたよ。ほんと。貢ぎ体質だよ。ほんと。その分貯金してたら今頃年金の支払いに困ってたりはしねーよ。
ま、いいんだけど、それでイケテル同級生が机の下に隠し持つ「ミッシェルガンエレファント」つー(Sophiaに比べて)名前の長くてかっこいいバンドのことは知ってたんだけどー、あたい松岡充と嵐にとち狂ってたからー、全然思いも寄らなかったわけですよ。
私がSophiaのコンサートにひまわりの花を持って母に無理矢理同行してもらってけなげに振ってた頃に(@獅子に翼「あの子生の花持って来ちゃってる!」)、ミッシェルはとんでもねー本当のライブをやっていたってことをさあ!(悔)
でもさ、私はミーハーな上にプライドは高いもんで、流行りの「ミッシェル」一度も聞いたこともないくせに、家でけなげに「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」なんつってつづりの練習とかしてたかんね!
ミッシェル難しーなおい、THEEってなんだよとか(その時イギリスパンクに目覚めていれば今ぞろヤリマンになれたかも知れぬ!)、エレファントってなんでFじゃねーんだよ、とか、・・象?とか思いながら、家のキャンパスノートに、聞いたこともねえバンド名を書き綴ってたんですお!まじウケるかっこつけ!!
そんな指に血を滲ませたスペル練習は、イケテル同級生に相手にされなかったせいで、何の役にも立たなかったんですけどね。
そんで飛びまして2009年。
大学に入ってからもさぁ、音楽遍歴は熾烈を極めるわけですよ。
だって他の人が当然辿って来るべき最低限の素養がSophiaと嵐なわけですよ。「ガラスの少年」最高だね!なんつって、そりゃヤマタツだからさって今となっては言えるわけですが。
普通の大学生が聞く「バンドサウンド」、まじ未知の世界ですよ。こちらとら、Da Pumpと知念里奈ですからね!
くるりとかさー、フィッシュマンズとかさー、はっぴぃえんどとかさー、
「こういうのを好きと言えば良いのか」つって、馬場のツタヤ様々でしたよ。
馬場のツタヤも、私のような遅れて来た奴らの為に、丁寧にポップ作ってくれていて(「コレを聞いておけば間違いない!」)、有難かったなあ。痛かったなあ。そんなんで行ったジェリージェフ。遂に行ったライブハウス。そしてナイトクラビング!
半世紀を超えて出会ったBeatles。あああああー身悶え〜!
飛んで2012年、出会ってしまったわけですよ。かなり後乗りで。一応やっとこさ一般の音楽遍歴を経て、民族音楽に移行としている際に。
もういないのに。あたいやっと追いついた!という感じで!!
ミッシェル!!!!!
もうその衝撃たるや、あたい溶けて死んじまうんじゃねーかと思った。
この音楽に溺れたい、この中で心中したいとまさに思っちゃったもんね。
同級生が子供作って受験とか悩んでいる最中に。同級生が転職を考えて履歴書を書いている間に。
チバ!!!!!
ここからはチバのターン。
ってか、皆絶対好きになる。特に女子校のやつは絶対好きになる。
チバはさ、超天然じゃん?天然すぎて、今で言うBL系統の男子ですよ。男臭くて、でもどこかしら奇妙でよわっつくて。
でもマイクを持たせたら日本一なんですよ!アッシャーには負けても。
それなのに、ステージでは超絶かっこよくても、チバは、脂性。
自分で「タオルが手放せない」て行っちゃう程脂性。
そんで、ニキビ顔。「オレ、肌きたねーからさ」「誰もこんな肌きたねーやつの顔見たくねーよ」とか言っちゃうくらにコンプレックス。大事な撮影の時も、右頬に光るどでかい赤ニキビ。頬ならまだしも、眉間に赤ニキビ。
どんだけロックなライブかましてても、眉間に赤ニキビ。
たまに、潰した跡の赤黒い斑点オンチーク。
このへんの機微さ、多分経験者にしかわかんねーのよ。
赤ニキビがどんだけの痛みをもって盛り上がって、限界に達して。「今日やらねばならねぇ」という思いを持って、風呂場で潰して、そしてそのあとアルコールで消毒して、ずきずきする箇所をコットンで押さえながら「痕になりませんようにっ!」とかって祈る、あの夜を。あの夜の黒さを。そして鏡に飛び出た中身の黄色さを。風呂場の白熱灯に映る我らの毛穴を。
ともかく、チバの良さはそういうところなんすよ。
こんどもっと書くわ。
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日本国出身26歳大変な時代に生きていますって時代のせいなのかどうか
なにが悲しいって、未だ西麻布でのBirthday Bashも水色白リボンのボックスもペニンシュラのスイートも、そんなキラ☆キラワールドから程遠い自分が、痛恨の26歳になってしまったことです。
ジャニオタだった中学時代、高校になればキラ☆キラだと信じていた。
ニキビだらけだった女子高時代、大学に入ればキラ☆キラだと信じていた。
マスコミサークルのリア充感に怯えて文化系地味サークルに所属していた大学時代、社会人になればキラ☆キラだと信じていた。
本当に純粋たる気持ちで信じていたんですよ。いつか来る、私にも来るって。
えーっと、で社会人。
噂に聞くところによると、26歳社会人女子スタンダードとは、ボーナス100マン、家賃16マン@代々木上原、毎週末のゴウコン、アドレス帳に並ぶは外資系か財閥系男子、遊ぶなら六本木か恵比寿、外車助手席ホルダー、あいつはトヨタだけどプリウスだからまあいいか、ネイル月2で8000円、サロン月2で15000円、ゲランの美容液はキクから台湾行くなら買って来てー!、エステは月1の自分へのご褒美☆みたいなね。みたいなね。
そろそろ体にも気をつけなくちゃ。表参道のジム行って週2は運動、晴れた日曜日はお友達と一緒に皇居ラン、ヨガもいいけど最近はワークアウトかなかわいいウエアで気分アップ!、あとはやっぱり口に入るもの、有機野菜のバーニャカウダソース、これオススメ☆お肉は苦手です、私ペスカトリアンなので、新鮮な魚介ならいっぱいいただきます、あ、でも無理は禁物、気持ちよくおいしいものをおいしいときにいただく、これがストレスを感じないコツです、エネルギーが大切、きれいなエネルギーのものをいただきましょう、新年には下着とタオルを全部交換します、処分するときにはありがとうという気持ちを忘れずに、みたいなね。みたいなね。
そういう女子って、本当に生息しているんですよ!!!この時代に!!!信じられないけど、もう当たり前のようにいて、そんで募金とかしてるんですよ!!!
いや募金は偉いよ、で年金も払ってるんだからやっぱ偉いよ全然偉いよってか最高だよそんな下着1年で捨てられるような生活まじうらやましいっすよ、こちとら10年選手の下着もあるし、それがあまりに役立っちゃってるんで捨てる気毛頭ないよ、つか肉食べなくて魚よしみたいな基準わかんねーし、8000円もするジョンマスターのシャンプー使ってて自然派ぶってんじゃねー!し、おまけに、はい、これ流行中のエネルギーね、エネルギー、もしくはチャクラ、もしくはオーラ、もしくは単なるふいんきエトセトラってあんた一体何なのよ、ってね。
まあさ、色んなタイプがいると思うの。犬鳥猿にだって性格があるわけだからさ、26歳女子の生態系が多様であることは地球的に間違いないことなんだ。
よくわからないけど、そんな中私はザ・主婦な人たちにまじってお仕事してんですよ。
何の職業ってね、あんた、あたいは今はやりのノマドワーカー、3万円の仕事を月に10個、物に縛られない生き方、旧世界とはちと違うわけ、いかにして持たずしていき抜けるかってとこに注力してっからね、まあそれってアレな感じですけどなんとか崩壊気味の現代社会の底辺を這いつくばってひん死のテイで呼吸してますから。
あたしさ、マスコミサークルのリア充感に怯えて文化系地味サークルに所属していた大学時代、社会人にさえなれば3000円のものとか全く気にせずぽいぽい買えると思ってた。デパ地下行っても、特売じゃなくて好きなものを好きなだけ、チーズーとかワイーンとか、毎週末クイーンズ伊勢丹しちゃうんだと思ってたの。
はあ、これを貧乏と言わずして何と言おう、あ、復業のノマドワーカーだわ!
てなもんで、終身雇用に囚われない生き方を全心全力で実施中なんですけど、
でその仕事の一つに、ザ・主婦な人たちと8時間だべる簡単お仕事です、があるんだけど。
2012年のザ・主婦はとりもなおさずバブル世代なわけなんです。年齢でいうとー40代、子供中学生とかで私立の一貫校に受かりまして手がかからなくなったからちょっとパートでもやろうかな、旦那はメガバン中間管理職、全然お金になんか困ってないけどね、車はベンツーおっきすぎてよくこすっちゃうんだけどねー、夏休みはハワイに行っちゃうし、マイホームはスウィートだし、ヒマヒマで困っちゃうんだもーん!という人たち。
でさー、そんな元ボディコン女子大生の中に26歳一人混じると、あの人たちはバブルから頭の中全然変わってないのね、とか思うよね。
こないだ誕生日でとか言ったら、「え?なんかしてもらったの?」あ、草津に行きました。温泉が好きなんで。「それだけ?」え、ご飯とか食べました。
「えー、それだけぇ?何か買ってもらわなかったのー?」あー指輪とかしないんで。「じゃなくて、バッグとか♡」
バババ、バッグかぁ・・・。その発想はなかったぜ。ていうか誕生日にブランドバッグを男に買ってもらうって、今そんなダセーことしてる若者いるか?
ていうか男に買ってもらいたいバッグ、そんなものはねえ。買いたかったら自分で買うし。アレキサンダーワンとかザロウとか買うし。
バブルを体験した人々ってやっぱりすごいなあーと単純に思う訳ですよ。
22歳で大学卒業して、腰掛けOL3年して、合コン(「あの頃の合コンすごかったよー!」)して出会ったメガバンと結婚、退職、主婦、ママ友、お受験、旦那単身赴任、PTA、旦那出世、マイホーム、外車、立教中学受験、合格、あーママ暇になっちゃったーって、何か人生順調すぎますねっ!って感じで。趣味はテニス、ゴルフ、たまにフラワーアレンジメント、型取りVERYな奥様がいるんだよね。義親も亡くなってて、悩みなさそうでいいなっ!人生楽しそうねっ!こちとら、悩み過ぎて禿げてきてんのに☆(兄ニート、弟ニート、父母鬱病でさ☆)
なんかここで思い出すのは某小説のデイジーつうお嬢様の言葉よね。
「女の子は絶対バカに育てるの。バカの方が幸せになれるんだから。」
なんだかんだでバブル世代って幸せな感じ、する。幸福を恐れない感じ、する。明るくてポジティブで、決められたレールに一点のひずみもない感じ、する。
この私が26歳で生きている時代、まずレールはあるのか、それは泥道ではないか、もしかしたら海を埋め立てるところからしなきゃいけないんじゃないか、それか水の上を歩く方法を考えたほうが早いんじゃないかというような感触を受けるんですけど、それはキラ☆キラな人たちとは当然違う感覚なんでしょーねー。
幸せってイイナ。
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日本国出身25歳生き方に悩んではいないが自信がない
昨日にして、いやはやまさかの、痛恨の25歳を迎えてしまった私。
ないわ。これはないわ。
何が痛恨かって、25歳というお年頃。
社会という名の大海原ではあれでしょ?
25歳ってゆったら聞こえてくるのは、
3年目だとか4年目だとか、そろそろ転職せなとか永久就職だとか、ゆか、できちゃった婚だってよ、とか、来週の商社合コンメンツ決まった?私は清楚OL系で行くから、あんたは帰国子女風で来なよ、え、清楚OLってどこの誰だよキャハハ、ま、大した物件でもないっぽいけど、金はそれなりにありそうな感じなんで。手堅くワンピと網タイでー!オゲー!とか、忘年会で新年会で、出し物はAV蔵でちと遅め、だとか、持ち駒もそれなりだしそろそろ一手打っとくかだとか、何あの男の人、派手で怖い。でも消しゴムを落とした時に手が触れちゃったの。温かかった。今日も定時に家(実家)に帰れそう。もう貯金なんて300万も貯まっちゃったし、とかなんかそういう有象無象で森羅万象な中堅OLの声なんだろうて!!!!!!!!!!
私、想像力だけは豊富めよ。
つまり25歳ってそういうお年頃なんでしょ?
実態ほぼ知りませんが、この未開の地(自営業)に、女子校母親ネットワーク伝いで聞こえてくるのは、
「Sちゃんの貯金はウン百万に達したみたいよ。さすが黒百合の先生はお給金が良いですわね。」
「A子ちゃん実はオ・メ・デ・タ。つき合って3ヶ月であっさり判を押したのも合点がいったわ」
「彼は監査法人でしたかしら?」
「Mちゃんのお母様、日中はジムに行くぐらいしかやることないらしいわ。心配事がたくさんって言ってらしたけど、もう義理のご両親は亡くなってるし一人っ子で一体何が不満なのかしら?!?!」
「一人娘が結婚できるかっていうのが最大の不安材料みたいよ」
「あーあの子じゃ、ハイミスになる可能性大ね。いい子だけどネ」
(以上、全てサンプル有り)
あーもう皆怖いよ!
その社会をさ、ゆうゆうと疑いもなく突き進んでいる女子が、正直怖い!
毎日同じ時刻の満員電車に乗って、パソコンやら社交術やらを使いこなして、爪は2週間ごとにフレンチお直し、アフ6はザギンでデート、で、月に20万だか30万がぽんと生まれてるってのが、もうなんか恐怖!!
私なんて、同じ境遇歩めた可能性もなきにしもあらずだったのに、だのに!(嗚呼)、もし友人の結婚パーリーあっても(ないけどさー)その3万包めません、爪にかける時間とお金はほぼ0ですみたいな感じなのに!!ボーナスって都市伝説でしょう!?!?!
25歳って、いろいろ考えてしまうんだ。
だって3年目だもの。
あたい、履歴書書いたら所詮、自営業の家事手伝いだもの。
でも夢があるから続けられると信じてる!
あ、でさー、何が痛恨かって、25になって、他の女子が輝けるワーキングウィメンへと華麗に変貌を遂げている中でですよ、お肌の曲がり角もマニーパワーで重力に逆らってどうにかしてるなかでですよ、なんか自分は後退の一途を辿ってる気がすんの。
後退してるの、明らかに。
例えば、記憶力。社会に出てない者の常として、今日が何日か、何曜日か、よくわかんねー。
でもって、コミュ力。社会に出てない者の常として、一日で会話するのがおばあちゃんと弟だけって日も存在するわけ。二人とする会話なんて、人間の三大欲求の内主に一つに関することしかないわけ。「お腹減ったー」「ご飯どうする?」「うどんでも取る?」「おかめそばヨロシク」なんて具合に。
すっごい簡単な言葉とか、頭のどっかにひっかかってんのに出てこなかったりするわけ。あ、あれは、なんて、言葉だったっけ、、か、、、、、、あ!「洗濯機」!てな具合に。で、もうめんどいから「あれをこれにあれしてくれない?」なんていうテレパシートークめいてきちゃう。
家族にすらテレパシー届かなくて、「あんた、ちょっとやばくない?」とか言われちゃうのよ。
社会、遠のいてる遠のいてる。
あとは、尻込み。
お金なく、どこも行けねーって感じで、友達に楽しそうな企画に誘われても尻込み。その3000円払ったら、携帯払えねーなーみたいな感じで(でもiPhone)、ドタキャン多数。
社会っていうか、友達すら、遠のいてる遠のいてる。
その他諸々、経済力、おしゃれ度、靴買い頻度、渋谷出向き回数など、後退要因ばかりで、正直自分が進化系現代人という感じが微塵もしないんですが。
まー、生え際も良い感じで後退しつつある、華の、ええ言いますとも、華の25歳ですが。
しかも昨日誕生日でしたけどね。誕生日のあのムードはなんだ。
だからさ、華の25歳としては、
Birthday Bash!!!と称して、西麻布のクラブで祝ったりとかさ、
パークハイアットだかペニンシュラだとかのスウィートルームでサプライズ!とかさ、
ドレスコードはセックスアンドザシティで女子会☆とかさ、
恋人に、カルティエのリングもらっちゃた!どうしよう!とかさ、
そういう誕生日の迎え方が、「華」にふさわしいんじゃないの。
いや、わかってるの。私、自分の求めるものはさすがにわかってる。
そんなものはいらない。ただ、ゆっくりできればいい。
でも、見渡すと、大海原の端っこの底辺にひとりぼっちになったような気になることもある。
うるさくてうるさくて上を見上げれば、でかい鰯の大群がピーヒャラピーヒャラ。
楽しそう。
楽そう。
おっきく見える。
なんかかわいい。
皆と同じ。
そんな時、泥に隠れたくなる私は、
ヒラメだかカレイだかわかんないけど、ちゃんと「華麗」になれるって信じて突き進むしかないじゃない!
(イヨッ!日本一!!)
てことで、自己紹介代わりにお届けしました〜。
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